━━◆障がい者支援のヒントをお届け!◆━━━━━
東京都ビジネスサービス株式会社 2023.5.31
HEARTFUL RELATIONメールマガジン -vol.38-
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皆さん、こんにちは。
東京都ビジネスサービス株式会社では、
障がい者支援に関するメールマガジンを配信しています。
支援に関わる皆さんのお役に立つような情報を発信していきたいと思います。
・。・。はじめに・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。
東京都ビジネスサービス株式会社「障がい者採用会社説明会」のご案内です。
東京都ビジネスサービス株式会社では、障がい者枠でご活躍いただける人材を募集しています。
就労を検討中の方に弊社を知っていただく機会として「会社説明会」を実施します。
本社へのご来訪・Webのいずれも可能ですので、ぜひお気軽にご参加ください。
≪日程≫
●中途向け会社説明会
①本社 2023年6月16日(金)14:00~15:30
②Web 2023年6月9日(金)14:00~15:00
※詳細はこちらの案内をご覧ください。
https://sk-design.tokyotobs.co.jp/wp/wp-content/uploads/2023/05/202306_TBSseminar_chuto.pdf
●新卒向け会社説明会
①本社 2023年6月14日(水)14:00~15:30
②Web 2023年6月7日(水)14:00~15:00
※詳細はこちらの案内をご覧ください。
https://sk-design.tokyotobs.co.jp/wp/wp-content/uploads/2023/05/202306_TBSseminar_shinsotsu.pdf
皆様のご参加、お待ちしております。
・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。
明日から6月です。
企業にとっては、障がい者雇用のロクイチ報告を迎える時期でもあり、障がい者雇用の今後の計画を立て直す時期にもなります。
支援機関は4月からの新たな利用者がそろそろ慣れてきたタイミングで、少しずつ就職を視野に入れた支援の計画を見直す頃かもしれません。
そこで、38回目のテーマは。
「障がい者雇用の今~企業価値と支援の役割~」
さて、現在の求職者市場は超売り手市場です。
とある支援機関の話では、
「利用者を入れても入れても、すぐに就職が決まって出てしまうので利用者確保が大変」
という悲鳴が上がっています。
おそらく、多くの支援機関が同じような状況なのではないでしょうか。
この要因は、法定雇用率の引き上げです。
ご存じのように、来年度には2.5%になりさらに2年後には2.7%になるわけですから、来年の5月末までに採用を進めるべく必死、という状況なのです。
残り10か月で2.5%を達成するのは、容易ではない企業も多いでしょう。
また、これまでは未達成でも調整金を払えばいい、という考えの企業が一定数存在しているのですが、そういうわけにもいかなくなってきています。
今年から、企業が毎年開示する義務のある企業情報の中に、業績や資産だけではなく「サステナビリティレポート」を報告することが義務付けられました。
サステナビリティレポートとは、持続可能な社会の実現に向けた企業の取り組みを開示する報告書のことです。
ざっくり言うと、その企業がいかに社会貢献に取り組んでいるか、を示すものということですね。
現在、SDGs、ESG、CSRなどの言葉を耳にすることが多々あると思いますが、社会貢献が企業価値の重要な判断基準となっており、そのための取組を推進していくことが必須となっています。
サステナビリティ(Sustainability)「持続可能」な状態にするため、
SDGs(Sustainable Development Goals」「持続可能な開発目標」を達成し、
ESG(Environment(環境)・Social(社会)・Governance(企業統治))「環境・社会・企業統治」の観点から
CSR(Corporate Social Responsibility)「企業の社会的責任」を果たすことが、
企業価値を高める、というとわかりやすいでしょうか。
つまり、障がい者雇用という義務を果たしているかどうか、という点も企業価値につながるため、企業、特に経営層は一段と障がい者雇用に力を入れることになるわけです。
また、待っていても利用者が増えない時代が来るかもしれません。
なぜなら、週20時間未満の超短時間労働が雇用率に算定されるので、今までは30時間以上働けるように支援機関で訓練してから、としていた人が超短時間なら働ける、と直接企業に採用されるケースが増える可能性があるからです。
そんな時代の中、支援機関はどう動いていくべきでしょうか。
今後、支援機関により求められるのは「支援の力」でしょう。
企業や利用者から、就労後の定着がより多く求められることになる可能性は高く、そこには障がい者支援のスペシャリストとしての能力が求められることになります。
また、企業が雇用を増やすために新たな業務の切り出しを行えば、それだけ職種のバリエーションも増加します。
これまでは、障がい者には難しい、としていた仕事が募集されるかもしれません。
これはマッチングの幅が広がるチャンスでもあり、対応できる人材を育てることが出来れば、雇用のチャンスが広がる、ということでもあります。
であれば、支援機関は新たなカリキュラムやプログラムを構築し訓練することで、利用者の就職を後押しすることが出来る可能性が増えるのではないでしょうか。
今までと同じ考え方では、企業も支援機関も障がい者雇用の変革にはついていけないでしょう。
時代の流れを読み取り、支援の今と未来を考えていただければと思います。
「もっと詳しく具体的な対応策を知りたい」という支援機関がいらっしゃいましたら、セミナーや研修メニューをご用意しています。
ご興味がございましたらお問い合わせください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
このメールマガジンでは、皆様のご意見を募集しています。
「こんなテーマでやってほしい」「こんな悩みに答えてほしい」など、ご要望がありましたら、どんどん取り上げていきます。
「heartful@tokyotobs.co.jp」まで気軽にご意見をお寄せ下さい。
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東京都ビジネスサービス株式会社は、
「仕事を通じて社会に貢献したい」という障がい者の夢を実現させることを目的に
昭和61年に東京都と株式会社システナとの共同出資で設立された、第三セクター企業です。
障がい者コンサルティング事業では
障がい者専門の作用支援サービスを企業向けに行っており、
支援機関様とは企業求人情報のご案内や採用関連仲介などで関わらせていただいています。
企業や求人情報などのお問い合わせは下記までお願いします。
▼社内研修ボードゲーム『ズバリ 気配り アニマッチ』
株式会社セガ エックスディーと共同開発した、障がい理解や配慮について学べるゲーム
<購入はこちら>
https://marunto.jp/products/detail/121(「まるんと」購入画面へ飛びます)
初回限定版に限り解説DVD(1,100円)がセットで付いてくる!数量限定なのでお早めに!
<研修プログラムご検討の方はこちら>
・研修内容:ボードゲームの説明と体験:60分(ワークショップ)
・障がい者とともに働くファーストステップ:60分(講義) 合計120分
※研修内容はご要望に応じて内容を変更することも可能。
・参加人数:5~20人
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