━━◆障がい者雇用のヒントをお届け！◆━━━━━
東京都ビジネスサービス株式会社　　　2023.11.30
HEARTFUL メールマガジン -vol.88-
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皆さん、こんにちは。
東京都ビジネスサービス株式会社では、
障がい者雇用に関するメールマガジンを配信しています。
皆さんのお役に立つような情報を発信していきたいと思います。

・。・。はじめに・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。

▼8月28日パネルディスカッション、オンデマンド配信決定！

8⽉28⽇に開催したパネルディスカッション「障がい者雇⽤の変⾰期をどう動くか」が、
ご好評をいただき、「もう一度見たい！」「見逃したので配信を！」というお声を多くいただきました。
今回、当⽇のパネルディスカッションの様⼦をオンデマンド配信することとなりましたので、お知らせいたします。
字幕付きですので、どなたでも視聴いただけます。

【配信詳細】
・申込期間：2023年12⽉15⽇（⾦）まで
・配信期間：2023年12⽉1⽇（⾦）から2024年1⽉31⽇（⽔）まで
・視聴料⾦：2,000円
※パネルディスカッションにご参加いただいた方は無料(要申込)
・申込⽅法：以下の申込みフォームより、必要事項をご記⼊のうえご送信ください。
後⽇案内メールをお送りさせていただきます。
https://forms.gle/pJ5vjxkNdZLWeM469

皆さまのお申込みをお待ちしております。

・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。

11月末日です。
今年も残すところあと1ヶ月。
早いですね…。
秋を通り越して、すっかり冬のような気候になりました。
年末、そして年度末へ向かって、皆さんお忙しい日々かとお察しします。
当社もこれからいくつかのイベントなどを計画中で、ちょっとバタバタしています。
新たなイベントのお知らせは、また改めてお伝えしますので、お楽しみに。

さて、88回目のテーマは。
「伝え方を考える～その意見は「個」か「公」か～」

先日、ある企業で障がい者雇用の現場担当者から聞いたエピソードです。

「雇用している障がい者社員が、人によって態度を変える。
私の言うことは聞いてくれないが、〇〇部長の言うことは聞いている。
これは障がい特性だろうか。」

皆さんはどう思われますか。

よくよくお話を聞いてみると、どうもこの「私」さん（Aさんとしましょう）と、〇〇部長では、社員に対しての対応に違いがあるようでした。

例えば、書類の提出方法について、Aさんは、
① Aさんに書類の内容を確認
② 申請フォームから書類提出
③ 〇〇部長が確認し決裁

〇〇部長は、
① 申請フォームから書類提出
② 〇〇部長が確認し決裁

と社員にそれぞれが伝えていた、とのこと。
些細なことかもしれませんが、その社員にとっては、どちらが正しいのかわからない。
〇〇部長はＡさんに確認してもらわなくても良い、と言っている。
という混乱の結果、この社員はＡさんの上司である〇〇部長の方が正しい、と判断したようです。
つまり、Ａさんが間違った指示をした、という解釈をし、「Ａさんの言うことは信用できない」となってしまったということでした。

ここで、考えていただきたいのが、今回の例では書類の提出方法という、いわば会社のルールに関する内容が、聞く人によって違っていたということの重要性です。

Ａさんが悪い、ということではなく、会社としてのルールや方針が定まっていなかったか、共通認識となっていなかった、というのが問題なのです。

ルールにしろ、指導にしろ、会社の方針に従ってガイドラインを決め、伝える側は誰に聞かれても同じ答えを出すのが基本となります。
特に、障がいのある社員の中には、そういった矛盾などに敏感な人もいますので、こういったことから会社への不信感が生まれたり、担当者への信頼感が薄れてしまったり、ということにつながっていきます。

この場合に限らず、会社の方針はしっかりと組み立てておくことが必須です。
障がいのある社員でなくとも、上司によって言うことが違っていれば、何を信用して良いかわからなくなりますよね。
会社に対して不安を抱えても仕方がないことでしょう。
ですから、ガイドラインは明確にし、社内での共通認識として周知をしておきましょう。
これは、評価についても同様です。
人によって評価が違う、ということは極力避けなければなりません。

自分が発した言葉が「個」の考えなのか、「公」である会社の方針なのか、伝える側は意識をする必要があります。
もし、何か問題が起きた時に「公」としての回答がわからない場合は、必ず立ち止まって確認をしましょう。
信頼感を損なわない誠実な対応は、職場環境の要素としても大事なポイントです。
是非、「伝え方」については、社内でディスカッションをしていただきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。
このメールマガジンでは、皆様のご意見を募集しています。
「heartful@tokyotobs.co.jp」まで気軽にご意見をお寄せ下さい。

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