━━◆障がい者雇用のヒントをお届け！◆━━━━━
東京都ビジネスサービス株式会社　　　2024.10.31
HEARTFUL メールマガジン -vol.110-
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皆さん、こんにちは。
東京都ビジネスサービス株式会社では、
障がい者雇用に関するメールマガジンを配信しています。
皆さんのお役に立つような情報を発信していきたいと思います。

・。・。はじめに・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。
▼障がい者雇用セミナーのお知らせ

前回のメルマガで予告しましたセミナーの詳細が決定しました！
【東京都ビジネスサービス見学ツアー＆参加者懇親会付『障がい者雇用セミナー』】
当社内のショールームとセミナールームが開設となりますので、この機会に当社の障がい者雇用の取り組みにご関心がある企業様をご招待いたします。

日程：11月26日(火)10:00～13:30
実施方法：ご来社での参加（江東区青海本社）or Web（Microsoft teams）
参加費：無料
定員：ご来社30名（1社2名様まででお願いします）
申込期限：11月22日(金)

企画概要
①障がい者雇用セミナー【障がい者雇用で実現するCSR向上戦略】50分
　対面とWebのハイブリッド型セミナーです（Web参加はセミナーのみとなります）
②東京都ビジネスサービス社内見学（ご来社での参加者のみ）
③参加者懇親会（ご来社での参加者のみ）

メルマガの中の人と会いたい、という方も是非！
Webセミナーのみのご参加も可能です。

詳細・お申込はこちらから→https://sk-design.tokyotobs.co.jp/wp/wp-content/uploads/2024/10/20241126seminar.pdf
申込フォームQRが読み込めない場合は→https://forms.gle/mhDygjoL7Zs34a4A7

皆様のご参加、お待ちしております！

▼「障害者雇用相談援助助成事業」の紹介ページ！

障がい者雇用が進まず、課題となっている企業様は必見です。
専門家のサポートが無料で受けられる「障害者雇用相談援助助成事業」。
まずは紹介ページをご覧ください。無料診断付き。
【障害者雇用相談援助助成事業の活用】
★東京都ビジネスサービス：特設ページ
https://sk-design.tokyotobs.co.jp/disabilities-subsidy/
TOPページからもリンクしています→https://www.tokyotobs.co.jp/

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10月末日です。
今日はハロウィンですね。
最近は社内でハロウィンイベントを催したりする企業もあるようですが、皆様のところではいかがでしょうか。
今年度も下期に入り、障がい者雇用担当はハロウィンどころではないかも…。
来期に向けての採用、今期雇用した社員の対応。
今が一番忙しい時期かもしれません。

そこで、110回目のテーマは。
「社内支援に必要なこと～研修の活かし方～」

このメルマガでも度々研修の重要性についてはお伝えしているとおりですが、障がい者雇用界隈でも、実感される企業が増えてきているようです。
実際、当社へのコンサルティングの依頼に、社内研修をしてほしい、という内容が増加しています。
管理職向け、人事担当者向け、障がい者社員向け、といろいろな方を対象に研修をしていますが、特に、障がい者社員向けと社内の支援員・指導員、つまり現場で障がい者社員をサポートする方向けの研修依頼が増えている印象です。

障がい者雇用が円滑に進み、職場定着するためには、受け入れ側・障がい者側双方に対する研修が不可欠です。
研修を通じてお互いに理解を深め、個々の特性に合わせたコミュニケーション方法や、職場環境の整え方を学ぶことで、より良い職場環境が築かれます。
ただ、研修を実施しただけでは大きな効果は期待できません。
その研修をどう活かすか、が最も重要なのです。

1. 受け入れ側（企業）の研修

受け入れ側の研修では、職場環境を整え、障がい者社員が働きやすくするための知識やスキルを学ぶことが目的となります。
現場の担当者はより具体的な対応スキルを、組織全体としては障がい者雇用の理解促進研修を実施し、一丸となって取り組むことが必要です。

●障がいに関する基礎知識
障がいの特性や、その特性が職場でどのように影響するのかを理解するための研修です。発達障害、視覚・聴覚障害、精神障害など、障害の種類や特性について学び、どのようなサポートが有効かを知るのが主ですが、それとともに、障がいは一人ひとり違うことを理解することが大切です。
それを知ったうえで、個々に合った合理的配慮の対応を考えることが求められます。

●コミュニケーション方法
特性を理解した適切なコミュニケーションをとる方法について学ぶことも重要です。
簡潔でわかりやすい表現を心がける、相手のペースに合わせて話す、相手が求めるタイミングでのサポートを心がける、といったテクニックを学んでおくと、指導や育成に役立つでしょう。

●問題が発生した際の対処法
障害者と企業の間でトラブルや困りごとが発生した際の解決方法について学びます。
冷静な話し合いや相談の場の設け方、解決のための考え方、支援機関やカウンセラーとの連携の仕方など、具体的な対処法を習得しておくことが望まれます。

2. 障害者社員（雇用される側）の研修

障がい者社員の研修では、職場の環境や業務に適応するための知識やスキルを身につけることが目的となります。
一人ひとりが一社会人としての役割を責任を理解し、安定して働けるように、以下のような内容の研修をお勧めします。

●職場のルールとマナーの理解
基本的なビジネスマナーや職場のルールを学ぶことで、職場でのコミュニケーションがスムーズになります。
「知っていて当たり前」「何でそんなことも知らないの」と考えず、報告・連絡・相談の方法や挨拶のタイミング、身だしなみの整え方など、企業ごとの文化やマナーを教え、育てていくことが重要です。

●自己理解とセルフマネジメント
自身の障がいや特性についての理解を深め、職場でどのような配慮が必要か、またを自分自身でどのような対処をしなければならないか、を学ぶ機会を設けることが必須です。
たとえば、「疲れやすいときの対処法」や「仕事での不安感が出た際の対処方法」などを自分で対処ができるようになれば、雇用管理の労力は軽減されます。
できる範囲での自己管理は社会人の務めです。
それは障がいの有無にかかわるものではありません。

研修を受けた後、それぞれが学んだことを実際の職場で活かすには、継続的なフォローが欠かせません。
研修が一過性のもので終わると、実践で活かされない可能性があります。
まず、研修後のアンケートや報告書で個々の理解度と受け止め方を把握しましょう。
理解度が低ければ、個別に再研修が必要かもしれませんし、受け止め方に相違があるのであれば、話し合いが必要かもしれません。
支援側の受け止め方や理解の相違は、障がい者雇用を進めるうえでの障壁となります。
社内の方向性を統一するためにも、研修後のフォローは必須でしょう。
また、実際の現場で、研修で学んだことを振り返ることも大事です。
現実として体感することは、理解と納得感の強化になり、今後の行動に変化を生むはずです。
積極的に研修の内容を現場に落とし込むことが大きな効果を生みます。

まずは学ぶ機会を作ることが一番ですが、受けただけでは効果がないことを理解し、活かし方を考えていきましょう。

このメールマガジンでは、皆様のご意見を募集しています。
「heartful@tokyotobs.co.jp」まで気軽にご意見をお寄せ下さい。
どうぞよろしくお願いいたします。

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東京都ビジネスサービス株式会社は、
「仕事を通じて社会に貢献したい」という障がい者の夢を実現させることを目的に
昭和61年に東京都と株式会社システナとの共同出資で設立された、第三セクター企業です。

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