━━◆障がい者雇用のヒントをお届け！◆━━━━━
東京都ビジネスサービス株式会社 2022.2.28
HEARTFUL メールマガジン -vol.46-
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皆さん、こんにちは。
東京都ビジネスサービス株式会社では、
障がい者雇用に関するメールマガジンを配信しています。
皆さんのお役に立つような情報を発信していきたいと思います。
・。・。はじめに・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。
ソーシャルファームフォーラムのご案内です。
リコージャパン株式会社と、東京都の第三セクター企業である東京都ビジネスサービスの共催で、ソーシャルファームフォーラムを開催することになりました。
今回のテーマは
「 ダイバーシティ＆インクルージョン 多様な人材が活躍する職場づくり
～ソーシャルファームから学ぶ、多様性の価値と社会的意義～」です。
≪概要≫
近年、我が国でも急速に浸透してきている「持続可能な開発目標（SDGs）」。
このSDGsは、「誰一人取り残さない」持続可能で多様性と包摂性のある社会の実現のための国際目標です。
多様な人材が活躍できる職場環境の創出は、今後一層、企業にとって欠かせないミッションの一つとなるでしょう。
今回のセミナーでは、「ダイバーシティ＆ソーシャル・インクルージョン」を目指す社会的企業である「ソーシャルファーム」に着目し、ソーシャルファームが世界で広がっている背景と、国内での取り組みを事例を交えてご紹介します。
多様性を受け入れる職場づくりのヒントが得られる内容となっています。
≪日程≫
2022年3月11日（金）13：30～16：30
≪場所≫
会場：オンライン会場：Zoom（1000名 ）
≪お申込み≫
https://event.ricoh.co.jp/public/seminar/view/15653#/
※ 2022年3月10日(木) 15:00 〆切
皆様のご参加、お待ちしております。
※「ソーシャルファーム」とは、自律的な経済活動を行いながら、就労に困難を抱える方が、
必要なサポートを受け、他の従業員と共に働いている社会的企業のことです。
東京都ビジネスサービスは、「東京都認証ソーシャルファーム」として認証されています。
https://www.tokyotobs.co.jp/news/2254/
・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。
さて、早いものでもう2月も終わりです。
3月決算の企業は、本年度も残すところあと1ヶ月となりました。
新年度の採用に向けて、また人事異動など、人事担当者は忙しい日々を過ごされているのではないでしょうか。
そこで、46回目のテーマは。
「人事異動の引継ぎ～注意すべきポイント～」
障がい者雇用の現場にかかわらず、この時期は異動がつきものです。
障がい者社員が異動、というのはあまり多くないかもしれませんが、現場を管理する上司や同僚などは、異動する可能性は多いのではないでしょうか。
障がい者社員、特に精神や発達、知的障がいの方の中には、環境の変化に適応するのに時間がかかる、変化そのものに弱い、といった特性がある方が少なくありません。
上司が代わる、同僚がいなくなる、といった出来事は、障がい者社員にとって大きな環境変化と言えるでしょう。
とはいえ、異動をしないわけにはいきませんから、当然後任者への引継ぎ、というものが発生してきます。
その際に、注意しておくべきポイントがありますので、今回はその点を見ていきたいと思います。
・障がい者職員の基本情報の引継ぎ
当たり前のことと思いますが、その社員がどんな障がいでどんな特性を持っているか、配慮希望事項は何なのか。
入社時の基本情報は確認をしておきましょう。
何故なら、障がい者社員はそれらの情報が引き継がれているもの、と考えているからです。
知っていて当然、と思っていた自分のことを、新しく来た上司がわかっていなかったら、最初の段階で関係性の構築に躓くこととなってしまいます。
何事も最初が肝心と言いますが、ここでしくじると後々まで尾を引くことになりますので、しっかり引継ぎをしておいてください。
・これまでのエピソードを聞いておく
障がい者社員が勤務してきた中で、エピソードがあった場合、そちらも確認しておきましょう。
例えば、
体調を崩して1週間休んだ。
同僚と行き違いがありトラブルになった。
新しい業務をお願いしたらストレスで調子を崩した。
業務の指示をするときは、必ず見本を見せたほうが良い。
面談で、業務量について相談があった。
などなど、その社員の特性や対応についてのエピソードがあるのではないでしょうか。
これらはどういった点に気を付けなければならないか、といったヒントが詰まっています。
また、どういった対応をしてどうなったのか、についても、情報共有をしておきましょう。
・異動後、早い段階で面談を実施する
異動早々は、忙しいこととは思います。
しかし、できるだけ早く、障がい者社員と面談をしておくことをお勧めします。
社員の中には、新しい上司に自分のことをどれだけ理解してもらえるだろうか、人間関係をうまく築けるだろうか、などと不安を持っている方もいるでしょう。
時間が長引けば長引くほど、不安感は高まり、不信感にもつながりかねません。
事前情報を共有したうえで、面談でもしっかり特性や希望の把握、これまでの状況などを確認してください。
ここも、最初が肝心、です。
ちなみに、異動する側も、事前にしっかりとその件については伝達しておいてください。
いつ異動なのか、後任はどんな人なのか、異動までに共有することがあるか、後任に伝えておくことはあるか、後任はいつから来るのか、その後のスケジュール（面談など）の見込みはどうか。
不安はあると思いますが、少しでも軽減できるように対応しておきましょう。
きちんと連携することで、異動の前後に起こるリスクが減らせるはずです。
ぜひ、異動予定の方がいらっしゃれば、心にとめておいていただきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
このメールマガジンでは、皆様のご意見を募集しています。
「こんなテーマでやってほしい」「こんな悩みに答えてほしい」など、ご要望がありましたら、どんどん取り上げていきます。
「heartful@tokyotobs.co.jp」まで気軽にご意見をお寄せ下さい。
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