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サービス事例

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2021.02.05

LINEビジネスサポート株式会社

LINEビジネスサポート株式会社:事業内容

LINE株式会社の特例子会社として、2019年に設立。
各種事務、配送、美化作業およびマッサージ・あんま事業等を障がいのある方が担っています。
また、障がいのある方をサポートするスタッフを配置し、円滑な業務遂行や障がい者雇用の促進を図っています。
2021年2月現在、25名の障がいのある方、6名のサポートスタッフがチームとして勤務しています。

東京都ビジネスサービスへの依頼内容

  • ・障がい者採用に係るコンサルティング
    障がいのある方に特化した人材のご紹介と、募集・選考に係るご提案・サポート
  • ・サポートスタッフの派遣常駐サポート
    障がい者支援の知識・経験ある弊社社員をLINEビジネスサポート株式会社へ派遣し、現場に常駐して障がいのある社員への業務指導や面談などの支援を行う定着サポート

ビジネスサポート事業部マネージャー様へのインタビュー

Q.1/6 まずは、LINEビジネスサポート株式会社ビジネスサポート事業部マネージャーの村田良夫さんにお話を伺いました。貴社の障がい者雇用の経緯をお聞かせください

特例子会社を設立する前も、小規模ではありましたが採用活動を進めていました。
最初は2009年にヘルスキーパーとして視覚障がいの方を雇用し、それから雇用数を増やしていくのに、社内美化業務を切り出していきました。

当初は、特例子会社も設立前でしたので、総務チームの一員としての採用でした。社内美化業務もマニュアルもない状態で、カフェのテーブルを人がいなくなったら拭くとか、社員用の備品整理をしてもらうなどをアサインしていました。
2012年以降、経営統合や新規採用を含め社員数が大幅に増加したことが、必然的に障がい者雇用を拡大するきっかけとなりました。
雇用拡大に伴い、ヘルスキーパーや美化業務だけでなく新規業務を切り出す必要があったので、それまで配送業者に業務委託していた「会社に届いた郵便や宅配を仕分けて、座席までお届けする」という配送業務を障がい者に担当してもらうこととなり、それが、現在の主要業務のひとつとなっています。
東京都ビジネスサービスさんとコミュニケーションをとるようになったのもこの頃でしたね。


社内美化業務
カフェなど共有スペースや会議室のテーブルを綺麗にします。
拭き方にもルールが。丁寧に心を込めて清掃中。

Q.2/6 当時の課題、苦労やエピソードをお聞かせください

当時は、福祉経験者がいない中でのメンバーマネジメントに苦戦しました。
それだけでなく、採用のノウハウから、業務の教え方、関わり方なども、既存の社員では苦慮していたところです。
人数が増えてくると、「ここはやっぱり気を遣わないとダメなんだ」とか「AさんとBさんでは同じように対応してるとBさんはパンクしちゃうんだ」とか、課題が出てきて、メンバーをマネジメントするサポーターポジションの人材確保が急務になりました。
そこで、東京都ビジネスサービスさんに専門的な知識と経験を有するサポートの派遣をお願いして、体制を作っていった感じです。

Q.3/6 ご利用頂いた弊社サービスは?

サポーター社員の派遣、採用から雇用までのコンサルティングを利用しました。
サポーターにはメンバーのマネジメントから現場の業務アシストも臨機応変に対応して頂きました。
採用の際は、会社説明会の実施や実習、採用までのノウハウもご指導いただき、多くの方の採用に至りました。

Q.4/6 弊社の人材紹介はいかがでしたか?

障がい者雇用スタート時は、個別で紹介をしていただいていましたが、採用活動拡大と共に、弊社内セミナールームなどで大々的に説明会を行う機会をいただきました。
支援機関や各団体との幅広いネットワークを通じて、弊社採用活動にご尽力いただき、長きにわたり活躍しているスタッフも多く在籍しています。


社内便配送業務
配送ミスが無いように確認作業は怠りません。

Q.5/6 サポートスタッフ派遣サービスを活用してみていかがでしたか?

サポートスタッフ派遣では、希望に応じて適宜新たな人材を紹介して頂きました。
導入前に、自社だけでコツコツと重ねていたことが派遣サポートスタッフの専門的知識により、メンバーの成長、特例子会社への確立と繋がりました。
ご紹介いただいたサポートスタッフは経験と知識が深く、現在はサポーター内のコアメンバーとなっています。
引き続き、メンバー、サポートスタッフともに成長すべきと考えています。
東京都ビジネスサービス様とは今後もお互いに良きパートナーとして、障がい者雇用の拡大と充実に力添えができたら、と感じています。

Q.6/6 貴社の今後の展開、ビジョンについて伺えますか

ビジョンは「成長を実感できる会社」。
誰かと自分を比べるのでなく、前の自分と今の自分を比べて「こんなところが成長できたな」と自分で感じ取れることがLINEビジネスサポートで働いて得られる幸せであったら良いな、と思います。
当社が特例子会社となる背景には、「メンバーが主役となる場所を創り出したい」、という経営陣の思いと、「メンバーがより成長しやすい会社とするための場所を提供する」ことが根拠としてありました。メンバーだけでなくサポーターや経営陣も含め「その人らしい働き方を通じて社会に貢献できる」ことがミッションであり、そのためには、「社員の皆さんに喜ばれる環境作り」に価値を見出して業務に取り組んでほしいと考えています。
今後は社員に必要な制度も再検討しながら、新規業務の開拓も積極的に行っていく予定です。
LINEのグループ会社は総じて常に成長を目指し変化を恐れない社風なので、既存業務にとらわれず、それぞれのメンバーが活躍できる場所を拡大していきたいですね。


社内便配送業務
宛て先の社員に、郵送物をお届け。受け取りのチェックをしています。

サポートスタッフ様へのインタビュー

Q.1/4 ビジネスサポート事業部オフィスメイトチームの田島里美さんにお話を伺いました。まずは担当されている業務を教えて下さい。

障がいのある社員のサポート業務をしています。担当しているのは主に配送業務のメンバーのサポートですね。
メンバー個人では判断が難しいようなケースを判断していくようなポジションです。また、全体を見て業務がいきわたっているかを見ていくといった形でサポートしています。忙しいときは一緒に業務に入ることもあります。


ビジネスサポート事業部 オフィスメイトチーム:
サポートスタッフ 田島里美さん

Q.2/4 この仕事のやりがいは何でしょうか

弊社のテーマでもあるチームワークとか協調性というところを、私たちは強く意識しているので、メンバーも意識してくれて、チームワークが形成されてきているなと感じると嬉しいし楽しいなと思います。

Q.3/4 どうしてサポートの仕事をしようと思ったのですか

新卒の時は福祉と関係のない仕事に就きましたが、当時から、福祉関連の仕事には興味がありました。今の仕事は、その時に挑戦できなかった福祉の仕事をやろうと思って始めたんですけど、「やっぱり、誰かの役に立つことに楽しさを感じるんだ」と、当時の私はそういう風に思ったんだと思います。
福祉の仕事を実際にやってみたら助けているのではなく、自分の方が助けられることが多いんだなっていうのが判りました。


社内のお洒落なカフェエリアでランチ。
ランチメニューが安くて美味。好評です。

Q.4/4 田島さんはLINEビジネスサポートの今後をどう考えていますか

私の個人的な考えですが、私たちの会社内で積んでいった経験を、最終的には社外に発信できたらいいなと考えています。
障がい者雇用のノウハウをお伝えする機会を作ったり、講演会みたいなことがあってもいいし、それに障がいのあるメンバーも参加できたらいいなと思います。
うまく雇用が進まない、マネジメントがうまくいかないという会社はたくさんあると思います。
実際に自分たちが経験してきた課題やそれを乗り越えた体験などを、こういう風に克服できましたという体験談として伝えられたら、障がい者雇用で困っている会社も助かるし、困っている障がいのある方も働きやすくなるのではないかと思います。

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