━━◆障がい者雇用のヒントをお届け!◆━━━━━
東京都ビジネスサービス株式会社 2023.6.30
HEARTFUL メールマガジン -vol.78-
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
皆さん、こんにちは。
東京都ビジネスサービス株式会社では、
障がい者雇用に関するメールマガジンを配信しています。
皆さんのお役に立つような情報を発信していきたいと思います。
明日から7月ですね。
すでに暑い日が続いていますが、まだまだ夏の本番はこれからです。
社員の体調管理も心配なところですが、採用担当としては、今後の雇用率引き上げに向けて、採用をどうしていくか、採用後の定着をどうしていくか、悩み多きことと思います。
そこで、78回目のテーマは。
「変化が求められる雇用管理~社内サポートの変革~」
今、障がい者雇用の考え方には変化が求められています。
引き上げ後の雇用率を達成するには、今までのセオリーだけでは通用しない、というのは前回もお伝えしました。
また、社内サポートの在り方も変化をしなければなりません。
採用の担当者は、自社の応募者が変化していることを感じているでしょうか。
例えば、最近はあまり話題にならないようですが、以前は新卒社員に対して、「今年の新入社員は〇〇型だね」なんてタイプの話が毎年ニュースになっていました。
「使い捨てカイロ型」「ブログ型」「カーリング型」といったタイプがあったようです。
これは、同性代が同じような環境で育ち、似たような価値観が芽生えることから、考え方や行動が似通ってくることでカテゴライズされる、といった現象です。
もちろん例外は沢山いるのですが、世代が一緒だと見聞きするものも似ており、それが考え方に影響される、というのは理解ができると思います。
皆さんご自身も新人の頃は、そんな風に〇〇型と言われていたかもしれません。
この現象は、健常者に限ったことではありません。
障がいというのは、その人を形成する要素の一部にすぎません。
その他にも、性別、言語、性格、経歴、スキル、趣味など、いろいろな要素から一個人ができているわけです。
ですから、〇〇障がいの人はこんなタイプ、と分けることはナンセンスだともお伝えしました。
先ほどの〇〇型の話は、カテゴリー分けをする、ということではなく、それぞれの世代によって影響を受ける要素が違い、それが個性として障がい者社員にも表れてくる、ということです。
ですから、応募者のタイプや傾向が変化していくのは当然のこと、と言えます。
もう少しわかりやすく言うと、「電話応対が苦手なので配慮してほしい」という社員がいたとします。
担当者は「障がい特性だから配慮しなければ」と思うかもしれません。
でも、果たしてそうなのか。
今の時代、自宅で電話をかける機会はとても減りました。
固定電話が無いという家もあるでしょう。
そうすると、電話をかける、という経験値が少ないことから、電話が苦手、と感じる要因になっていることもあり得ます。
また、「満員電車が苦手」という新卒の社員がいたら、「障がい特性だから仕方ないね」と配慮の対応を考えるかもしれません。
でも、この数年のコロナの影響で、最近の学生は通学することをあまり経験せずに社会人になった人が少なくないのでは、と考えると、「慣れていないから」というのが要因かもしれない、と導くこともできるのではないでしょうか。
もちろんそれに、障がい特性がプラスされることもあるとは思いますが、それだけではない、ということを理解する必要があると思います。
要因が違えば、当然対応策も違ってくるはずです。
社内でのサポートは障がい特性だけを見るのではなく、そういった要素も含めて、一人ひとりの個性を把握しながら、どう育てていくか、を考えていかなければならないのではないでしょうか。
今までの社員には、こういったやり方が合っていたから、次の社員も同じようにうまくいく、とは限らないのです。
むしろ、常に新しい方法を考えていかなければ対応はできません。
基本的な知識や経験は大切ですが、時代や環境、本人の性格なども考慮した、柔軟で多角的な視点をもっていることが望まれます。
また、自社の方針も時代や環境によって変化があるでしょう。
それは必要な変化のはずです。
その変化に対応し、サポートも新たな方法を受け入れたり、今までのやり方を見直したり、ということをしていく必要があります。
新たなものを受け入れるには、サポート側のアップデートが必須です。
時流を読み、自社の障がい者雇用を成功させるための方法を見極めていきましょう。
常に時代は動いています。
新たなことを受け入れて、今までやっていないことにも積極的にチャレンジしていくことが、この変革期に求められているサポートの在り方ではないでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。
このメールマガジンでは、皆様のご意見を募集しています。
「heartful@tokyotobs.co.jp」まで気軽にご意見をお寄せ下さい。
——*——*——*
新サービス!
【TBS Evaluation Criteria】
DE&Iを実現するために重要となる主要5項目について評価、課題の現状把握を行います。
結果を基に、ゴールの実現に向けた取組の定義と、定量化をベースにした優先注力事項へのデータドリブンアプローチを推進します!
アセスメントから、課題を導き対策を提供!
サービス詳細など、お問い合わせはこちらから。
https://sk-design.tokyotobs.co.jp/contact/
——*——*——*
社内見学、対応しています!
https://sk-design.tokyotobs.co.jp/contact/
弊社の障がい者雇用取組など、ご関心をお持ちいただけたら
是非、見学にお越しください!
——*——*——*
*–.*–.*–.*–.*–.*–.*–.
東京都ビジネスサービス株式会社は、
「仕事を通じて社会に貢献したい」という障がい者の夢を実現させることを目的に
昭和61年に東京都と株式会社システナとの共同出資で設立された、第三セクター企業です。
*–.*–.*–.*–.*–.*–.*–.
■弊社サービスのご紹介■
▼採用活動にお困りの企業様へ…
母集団形成や人材紹介など!障がい者採用支援サービス
https://sk-design.tokyotobs.co.jp/service/recruit-support/
▼定着にお困りの企業様へ…
スタッフ派遣や面談支援など!障がい者定着支援サービス
https://sk-design.tokyotobs.co.jp/service/reinstatement-support/
▼業務切り出しや環境整備など、障がい者雇用の進め方でお困りの企業様へ…
各種コンサルティングサービス
https://sk-design.tokyotobs.co.jp/service/all-consulting/
▼障がい者雇用の社内理解についてお困りの企業様へ…
研修・その他のサービス
https://sk-design.tokyotobs.co.jp/service/training/
▼社内研修ボードゲーム『ズバリ 気配り アニマッチ』
株式会社セガ エックスディーと共同開発した、障がい理解や配慮について学べるゲーム
<購入はこちら>
https://marunto.jp/products/detail/121(「まるんと」購入画面へ飛びます)
*–.*–.*–.*–.*–.*–.*–.
■■お問合せ■■
弊社サービスや配信内容について、ご質問・ご相談がありましたら、
お気軽にお問合せください!
Mail:heartful@tokyotobs.co.jp
TEL:03-5155-3325
◆◆◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
東京都ビジネスサービス株式会社
コーポレートサイト→https://www.tokyotobs.co.jp/
サービスサイト→https://sk-design.tokyotobs.co.jp/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◆◆
♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪
メールマガジンのバックナンバーはこちらから。
メルマガの新規配信希望は登録フォームにどうぞ。
URL:https://sk-design.tokyotobs.co.jp/mail-magazine/form/
♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪
●本メールマガジンは、弊社営業担当者とお名刺交換をさせていただいた方、
弊社が開催するセミナーにご参加された方、弊社の資料請求をいただいた方、
メルマガ登録をいただいた方にお送りしております。
本メールマガジンの配信解除をご希望の方は、大変お手数ですが、
件名に「メルマガ停止」とご記入のうえ、本メールへご返信くださいませ。