━━◆障がい者支援のヒントをお届け!◆━━━━━
東京都ビジネスサービス株式会社 2024.12.23
HEARTFUL RELATIONメールマガジン -vol.57-
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皆さん、こんにちは。
東京都ビジネスサービス株式会社では、
障がい者支援に関するメールマガジンを配信しています。
支援に関わる皆さんのお役に立つような情報を発信していきたいと思います。
・。・。はじめに・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。
東京都ビジネスサービス株式会社「障がい者採用会社説明会」のご案内です。
東京都ビジネスサービス株式会社では、障がい者枠でご活躍いただける人材を募集しています。
就労を検討中の方に弊社を知っていただく機会として「会社説明会」を実施します。
本社へのご来訪・Webのいずれも可能ですので、ぜひお気軽にご参加ください。
≪日程≫
●中途向け会社説明会
①来社(葛西センター) 2025年1月16日(木)10:00~11:30、15:00~16:30
②来社(本社) 2025年1月30日(木)14:00~15:30
③Web 2025年1月23日(木)14:00~15:00
※詳細はこちらの案内をご覧ください。
https://sk-design.tokyotobs.co.jp/wp/wp-content/uploads/2024/12/TBSseminar202501_chuto.pdf
●新卒向け会社説明会
①Web 2025年1月 21日(火)14:00~15:00
②来社(本社) 2025年1月28日(火)14:00~15:30
※詳細はこちらの案内をご覧ください。
https://sk-design.tokyotobs.co.jp/wp/wp-content/uploads/2024/12/TBSseminar202501_shinsotsu.pdf
皆様のご参加、お待ちしております。
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本日はもう一つお知らせです!
▼無料セミナーのご案内
新春特別企画!!!
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社内見学+座談会で他企業との情報交換の場としても!
ぜひご参加ください!
セミナー概要
日時:2025年1月10日(金)14:00~17:00
場所:東京都ビジネスサービス本社研修ルーム(江東区青海)
開催方法:ご来社参加型
定員:15名(1社1名様まででお願いいたします)
※メルマガご愛読者様に限り、1社2名様までご参加承ります!
参加費:無料
申込締切:2025年1月9日(木)
アジェンダ:
14:00~15:20◆アニマッチ体験会
15:30~16:00◆東京都ビジネスサービス社内見学
16:10~17:00◆参加者座談会
詳細・お申込はこちらから
https://sk-design.tokyotobs.co.jp/wp/wp-content/uploads/2024/12/20250110seminar.pdf
申込フォームQRが読み込めない場合は
https://forms.gle/63vmKwjDYcVPqtuf7
皆様のご参加、お待ちしております!
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もう年末ですね。
年が明けると、ロクイチ報告に向けて企業の採用活動がより活発になってきます。
今や障がい者求人は超売り手市場、と言われ以前よりも明らかに求人数は増加しています。
それを一番感じているのは就労支援担当の皆さんですね。
ただ、就労した後に、なかなか定着がうまくいかないといったケースも、今後増加してくることが予想されます。
そこで、57回目のテーマは。
「障がい者の自己理解~就労支援で伝えるべきポイント~」
障がい者の就労支援において、自己理解を深めることは、職場での活躍を促し、長期的な定着を実現するための重要なステップです。
自分の強みや課題、必要なサポートを正しく理解している人ほど、職場で主体的に行動しやすく、周囲とのコミュニケーションも円滑になる傾向があります。
今回は、就労支援担当者として、利用者の自己理解を促進するための具体的な指導やサポートの方法について考えていきたいと思います。
自己理解を進める指導のステップ
1. 強みと課題を可視化する
自己理解の第一歩は、自分の強みや課題を明確にすることです。
自己理解シートや性格診断ツールなどを使い、強みや課題を客観的に把握する方法があげられます。
「何が得意か」「どのような環境で力を発揮しやすいか」をチェック形式で整理し、可視化することが自己理解の第一歩となります。
2. 障がい特性を理解しやすく伝える
障がいの特性を本人が適切に認識することも、自己理解を深めるために重要です。
具体的な場面想定をして「○○といった業務では力を発揮することができますね」と、明確に伝えることができると、本人もイメージがしやすくなります。
3. 実体験を通じて自己理解を深める
自己理解は、体験を重ねる中で深まります。
職場実習や模擬作業を通じて、自分に適した仕事や環境を見つけることができます。
複数の職場や業務を経験し、どのような環境でパフォーマンスが発揮されるかを確認しましょう。
そのうえで 「何がやりやすかったか」「どのような点が難しかったか」を支援者と一緒に振り返り、自分に合った業務やサポートを探ります。
ここで一つ考える必要があるのが、「配慮は必要ない」と考える障がい者もいる、ということです。
職場で定着するためには、企業側の理解と配慮だけではうまくいきません。
企業だけが疲弊し、本人はどこ吹く風、では、障がい者雇用は成立しないのです。
そのためには、支援者が自己理解に乏しい利用者に対し、どうアプローチしていくか、が重要なポイントとなります。
本人が「配慮は特に不要」と言う場合でも、実際には職場環境や業務内容において、負担を感じたり、工夫が必要だったりする場面があるかもしれません。
具体的な仕事のシミュレーションや職場実習を通じて、自分の適性や工夫が必要な場面を体感させ、「この作業に向いている」「もっとこうすればやりやすくなる」という形で適性や課題を具体化することで配慮について理解が進むことがあります。
また、本人が「支援は不要」と考える背景には、自己理解不足だけでなく、「配慮を求めることへの抵抗感」がある場合もあります。
その場合、「配慮を求めることは甘えではなく、職場で力を発揮するための工夫です」と抵抗感を下げることが必要かもしれません。
どうしても本人が支援を必要と感じない場合でも、職場で活躍するための「自己管理方法」や「環境への適応スキル」など「適応戦略を学ぶ」といった形でサポートを行うといった方法も考えられます。
働くために必要なセルフマネジメントを身につけておくことで、企業側の困り感が軽減されるかもしれません。
自己理解は職場で自分らしく働くための基盤です。
自己理解を進めるための指導やサポートを通じて、一人ひとりが自信を持ち、主体的に行動できる人材を育成することが、支援者に求められていることの一つです。
企業側だけでなく、障がい者側にも働く準備と理解が必要であることを、改めて考えてみていただければと思います。
今年も本メールマガジンをご愛読いただきありがとうございました。
皆さん、良いお年をお過ごしくださいませ。
来年も引き続きよろしくお願いいたします。
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このメールマガジンでは、皆様のご意見を募集しています。
「こんなテーマでやってほしい」「こんな悩みに答えてほしい」など、ご要望がありましたら、どんどん取り上げていきます。
「heartful@tokyotobs.co.jp」まで気軽にご意見をお寄せ下さい。
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東京都ビジネスサービス株式会社は、
「仕事を通じて社会に貢献したい」という障がい者の夢を実現させることを目的に
昭和61年に東京都と株式会社システナとの共同出資で設立された、第三セクター企業です。
障がい者コンサルティング事業では
障がい者専門の採用支援サービスを企業向けに行っており、
支援機関様とは企業求人情報のご案内や採用関連仲介などで関わらせていただいています。
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