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2022.08.09

[C-vol.57]どうして障がい者理解が進まないのか~教育現場から考えてみる~

━━◆障がい者雇用のヒントをお届け!◆━━━━━
東京都ビジネスサービス株式会社   2022.8.9
HEARTFUL メールマガジン -vol.57-
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皆さん、こんにちは。

東京都ビジネスサービス株式会社では、
障がい者雇用に関するメールマガジンを配信しています。
皆さんのお役に立つような情報を発信していきたいと思います。

夏真っ盛りですね。
都内では連日の真夏日や猛暑日で、外に出ると倒れてしまいそうです。
そろそろ企業でも夏季休暇の時期ですし、子供たちも夏休み真っ只中ですが、コロナで思うように遊びに行けない方もいらっしゃるかもしれません。
思い切り遊べる夏が、早く戻ってくるといいですね。

さて、57回目のテーマは。
「どうして障がい者理解が進まないのか~教育現場から考えてみる~」

今回は、少し別の視点から障がい者雇用について考えてみたいと思います。

夏休み、ということで小学生・中学生・高校生の頃の学校を思い出してみてください。
皆さんの学校に、障がい者(障がい児)はいたでしょうか。
学校によっては、普通学級と特別支援学級とに分かれて、同じ学校内に障害のある児童生徒が通っていた、という方もいるでしょう。

では、障がい者(障がい児)と一緒に学校生活を送った、という方はどれくらいいるでしょうか。
障がいのある児童生徒が通う教育機関は大きく分けると3つです。
・特別支援学校…障害のある児童生徒が通うための学校
・特別支援学級…一般学校内に障がいのある児童生徒が通う学級が併設されている
・普通学級…一般普通級で障がいの無い児童生徒とともに学ぶ

特別支援学校は、障がいのある方が通いますので、身近にそういった方がいなければ、どんなところか見る機会はあまりないのではないでしょうか。
普通学級に障がいのある児童生徒が通うこともできないことではありません。家族や本人の希望、教育委員会などの機関が承諾すれば通うことができます。
ただ、障がいの状況や自治体・教育機関の方針などにより受け入れを拒否されることもありますので、普通学級に通うのはそれなりのハードルがある場合があります。
そして、特別支援学級は普通学級の学校に、障がいのある児童生徒が通う学級が存在します。
皆が同じ学校に通いますが、基本的には授業はそれぞれの学級で行われることが多いでしょう。
時々、学級交流や行事などで障がいのある児童生徒とない児童生徒が交わることがありますので、このような学校に通った経験のある方は、障がいのある方と関わりを持ったことがあるでしょう。

では、特別支援学級のある学校に通っていた皆さんは、「障がい者」に対してどのようなイメージをお持ちでしょうか。

特別支援学級は「特別な支援が必要」として「普通」と「障がい者(児)」に分けられているという解釈もできます。
その学校に入った障がいのない児童生徒は、最初から特別支援学級を「障がい者」だから別の対応をするもの、といった目線で見てしまわないでしょうか。
たまに学級交流をしても、普段から触れ合ってどんな特性があるのか知らなければ、障がい特性は奇異なものに映るかもしれません。
障がいに配慮する、という目的で作った支援学級が、周囲からは「障がいは隔離する特別なもの」といった印象になってはいないでしょうか。
多感な年齢にそういった印象を受けてしまうと、大人になってもその印象が残ってしまい、障がい者とは大変なもの、と考えてしまうことになる可能性はゼロではないと思います。
実際に
「〇〇さんは××学級の子だから、近寄らない方がいいよ」
と言っていたお子さんを見かけたことがありますが、これを聞いた本人や親御さんはとても悲しいのではないでしょうか。

もちろん、特別支援学級をなくせばよい、ということではありませんが、もう少しインクルーシブ教育ということを考えていかないと、障がい者の将来、社会生活にも大きく関わってくる問題だと、認識しなければいけないように思います。

障がい者は大変だ、と思うのは「知らない」ということが大きな要因です。
知るためには、触れ合うのが一番です。

このメルマガでも、幾度となく「障害をよく知り、その人を良く知って一人ひとりの個性として考えましょう」とお伝えしていますが、その感覚は若いうちから身につけておくことが大切です。
障がいがあることが特別でないことを教育現場から理解していければ、障がい者雇用はもっと進めやすくなるかもしれません。

最後までお読みいただきありがとうございました。
このメールマガジンでは、皆様のご意見を募集しています。
「こんなテーマでやってほしい」「こんな悩みに答えてほしい」など、ご要望がありましたら、どんどん取り上げていきます。
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