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2022.10.14

[C-vol.61]災害時のサポート~社員を守るためのポイント~

━━◆障がい者雇用のヒントをお届け!◆━━━━━
東京都ビジネスサービス株式会社   2022.10.14
HEARTFUL メールマガジン -vol.61-
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皆さん、こんにちは。

東京都ビジネスサービス株式会社では、
障がい者雇用に関するメールマガジンを配信しています。
皆さんのお役に立つような情報を発信していきたいと思います。

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東京都ビジネスサービス株式会社:ハートフルリレーショングループ
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急激に肌寒い日が増えてきましたね。
と思えば夏日がやってきての繰り返しで、衣替えもどうしたものかと戸惑う日々です。
また、台風の情報なども多く、気候とともに不安定な気持ちを抱えやすい人が多いかもしれません。
秋は防災のイベントなどがあり、企業でも避難訓練などを実施していることと思いますが、ここ数年はコロナの影響で大掛かりな訓練はしていない、という企業もあるのではないでしょうか。

そこで、61回目のテーマは。
「災害時のサポート~社員を守るためのポイント~」

社員の安全を守るために必要な災害時対応ですが、いざ避難訓練をしてみるとうまくいかないといったことがあるものです。
また、障がいによって注意・配慮すべき点も様々ですので、自社の社員に対して、どのような準備や対応が必要なのかは、しっかりと確認しておく必要があるでしょう。
避難経路の確保は当然ですが、避難の方法や避難してからの対応などを考えておかなければなりません。
今回は、簡単にポイントをまとめてみましたので、自社の状況を思い浮かべながら見ていただければと思います。

●身体障がい…上下肢障がい、車椅子への対応方法
○移動時の対応
杖などを使っている人の場合は、段差やデコボコの少すくないところを選えらんで誘導
歩行が難しそうな人に対しては、本人に支援の方法を聞き、腕を持つなどの介助を
車椅子を使っている人の場合、動くときには、「車椅子を押します」など、必ず一声かけて
階段を昇り降りするなど車椅子ごと持ち上げるときには、3~4人で運ぶのが安全
車椅子が使えない場合、担架や背負ったり、複数の人で抱えたり、毛布やシーツに乗せて移動
○避難先での対応
車椅子などが通れる段差のない場所、なるべく出入り口に近い場所を確保する
体温調節が困難な方もいるので、優先的に毛布を配布するなどの配慮を

●聴覚障がい…伝達手段、対応担当者の留意点
○情報の伝え方
何かを伝えるときは、できるだけ正面に立ち本人の視界に入り個別に伝える
どんな方法でコミュニケーションをとるか、本人と話し合っておく
※緊急時に筆談などが難しい場合を想定し、身振りなどの合図を決めておくのも良い
対応担当者は、メモなどの伝達手段を用意しておく
※事前に避難時の対応を話し合っておくことで、慌てずに対応することができる
○避難先での支援
全体に周知される連絡は、できるだけ時差なく本人に伝える
掲示物を目立つ場所に貼りだす、書いたものを見せるなど、目で見て分かる方法で伝える

●視覚障がい…情報の伝達・誘導の留意点
○移動時の対応
声をかける時は、本人のそばへ行って伝える
「ここ」「あそこ」などの曖昧な言葉ではなく、「前」「後」、「右」「左」など具体的な言葉で
誘導(アテンド)時は肩か肘を持ってもらい半歩先を歩く
※曲る方向や段差、周囲の状況など、情報不足にならないよう詳細に伝える配慮が必要    
○避難先での支援
周囲の環境やトイレの場所など必要な説明をして、移動の際には誘導を行う
掲示物や配布物での情報は伝わらないので、伝達事項は音声で伝える
※重要な情報が伝わっているかどうか、必ず確認をとる

●内部障がい…個々によって違うため、確認が必須
○移動時の対応
現在の健康状態や、 配慮すべきことを聴き取って対応をする
杖などを使っている人の場合は、段差やデコボコの少すくないところを選えらんで誘導
歩行が難しそうな人に対しては、本人に支援の方法を聞き、腕を持つなどの介助を
○避難先での対応
ヘルプカードなど、緊急時の医療情報や支援方法が書かれている物があれば確認
必要な医薬品や補装具、食事やトイレ、衛生環境の確保などについて、個別の対応が必要
器具の消毒や交換、医療上の処置などが必要な場合は、プライバシーに配慮した場所の確保
○医療機関との連携
かかりつけ医や、周辺の医療機関との連絡方法を確保
本人が体調不良を訴えた場合は、すぐに医療機関に連絡する

●精神障がい…不安になりやすいなど、メンタルケアを重視する
○情報の伝え方
大きな声や指示的な口調は、不安にさせる可能性もあるので控えた方が良い
状況を具体的に、わかりやすく簡潔に説明することで、不安を和らげる配慮を
話をする場合は、一度に多くの内容を盛り込まず、一つずつ伝えるように配慮する
○避難先での支援
不安や動揺が激しい人がいても、強く否定したりせず落ち着いて見守る
※事前に服薬状況を確認し、避難時に必要があれば持っていくよう確認しておく
○医療機関との連携
強い不安や症状の悪化が見られる場合は、主治医や最寄りの医療機関に連絡し指示を仰ぐ

●発達障がい…急激な状況の変化に弱いため、環境配備や適切な説明が大切
○情報の伝え方
口頭だけでの理解が苦手な場合は、絵や筆談で視覚化して説明する
※質問は複雑にせず、なるべく「はい」「いいえ」で答えられるものにする
先の予定が見えないとストレスになることもあるので、今後の見通しを伝える
○避難先での対応
できるだけ落ち着いて過ごせるような配慮を心がける
感覚鈍麻でケガをしていても気づかない人もいるので、様子に気を配る
情報は適宜説明し、不安が大きくならないように努める

●知的障がい…わかりやすい指示、情報の伝え方と不安に対する配慮に留意
○情報の伝え方
落ち着いた穏やかな口調でゆっくりと、具体的に 短い文章で説明するように意識する
口頭だけでの理解が苦手な場合は、絵や筆談で視覚化して説明する
※質問は複雑にせず、なるべく「はい」「いいえ」で答えられるものにする
先の予定が見えないとストレスになることもあるので、今後の見通しを伝える
○移動時の対応
誘導は、本人のペースに合わせ、ゆっくり、安全を確保しながら行う
※急ぐときは、急ぐことを事前に伝えて、誰についていくのかを明確にしておく
○避難先での対応
できるだけ落ち着いて過ごせるような配慮を心がける
伝達事項は分かりやすい言葉に置き換えて、短い文章で伝える
可能であれば家族に連絡を取り、状況を共有しておく  

当たり前のことですが、事前に災害時の対応について話し合っておくことが重要です。
いろいろなパターンを想定して、社員一人一人と取り決めをしておきましょう。
準備ができていれば、慌てずに対応ができますし、不安も小さくなるでしょう。
会社は社員の安全を守る義務があります。
今一度、自社の災害対策について確認してみてはいかがでしょうか。

最後までお読みいただきありがとうございました。
このメールマガジンでは、皆様のご意見を募集しています。
「こんなテーマでやってほしい」「こんな悩みに答えてほしい」など、ご要望がありましたら、どんどん取り上げていきます。
「heartful@tokyotobs.co.jp」まで気軽にご意見をお寄せ下さい。

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