━━◆障がい者雇用のヒントをお届け!◆━━━━━
東京都ビジネスサービス株式会社 2023.6.15
HEARTFUL メールマガジン -vol.77-
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皆さん、こんにちは。
東京都ビジネスサービス株式会社では、
障がい者雇用に関するメールマガジンを配信しています。
皆さんのお役に立つような情報を発信していきたいと思います。
6月です。
障がい者雇用の担当者にとって、年に一度のロクイチ報告は一大事です。
この6月1日付の雇用率はいかがでしたでしょうか。
達成未達成、悲喜こもごもかと思いますが、未達成企業はもちろん、達成企業にも、きっとまだまだ課題はあるでしょう。
そこで、77回目のテーマは。
「障がい者雇用がうまくいく企業とは~達成のアセスメント~」
雇用率を達成した企業と未達成の企業は、一体何が違うのでしょうか。
障がい者社員が活躍している企業と、うまくいかない企業の差は何でしょうか。
「採用活動は積極的に行っている。だけど、良い人材が集まらない」
「業務の切り出しにはもう限界。でも雇用はどうにか進めなければ」
「方針や管理だって、今までどおりにしっかりやっているのに」
「担当者はベテランで経験豊富な人ばかりを揃えているのに」
「サポートも手厚くたくさんの支援員が現場を仕切っているのだけど」
きっと、未達成の企業も、障がい者雇用に真摯に取り組んでいるに違いありません。
でも、何かうまくいかない。
それが何だかわからない。
障がい者雇用を進めるためには、考えなければならない要素がいくつかあります。
採用。仕事。管理。手法。サポート。
今回は、大きく5つに分けてみます。
まず採用ですが、このメルマガでも度々お伝えしているように、法定雇用率の引き上げが実施されることにより、現在の求職者市場は、超売り手となっています。
つまり、求人は沢山あれど、人材は不足している、ということですね。
また、人材の側も選択肢が増えていて、応募先を選ぶゆとりがある、という状況です。
採用する側は条件の合う人を取り合い、応募者はより自分に合っていそうな求人に流れる、ということになると、今までと同じ採用活動をしていても、今までと同じようには採用できないわけです。
では、今までの採用活動はどこが課題だったのか、をアセスメント(客観的に評価・分析)し、改善をしていかなければなりません。
仕事の面はどうでしょうか。
障がいのある社員にできる業務は限られているので、切り出しには限界がある、と考える企業も多いと思います。
本当にそうでしょうか。
障がい者雇用が進んでいる企業は、業務の切り出しが上手くいっている、というのもポイントのようです。
確かに、採用しても業務がなければ、社員のモチベーションは下がってしまうでしょう。
「その会社には切り出す業務があるからできることで、うちには無理だよ」
という声もありそうですが、外から見れば、そうではないかもしれません。
管理の視点から見てみましょう。
企業ごとに、障がい者雇用の方針は違います。
障がい者雇用は義務だから何としても達成しなければならない、といった方針のもとで計画を進めていると、どうしても数字だけが独り歩きしてしまい、採用に重点が偏りがちです。
しかし、採用したら終わりではなく、むしろそこからがスタートなので、採用から定着までを見通しておかなければならないでしょう。
今までのやり方はそれができているのか振り返り、時には新たな見方をしなければ、課題は解決できないのではないでしょうか。
手法も同じです。
障がい者雇用は担当者が頑張っている、といった印象の企業も多いですが、皆さんの組織ではいかがでしょうか。
進め方にはその企業ごとにセオリーが確立されていくのが一般的でしょう。
しかし、これも時代の変化によっては、自分たちが変化する必要があるのではないでしょうか。
ベテランの方の知見は財産ですが、新たな視点から見ることを取り入れる柔軟性は大事です。
組織の方針そのものも、定石ではないところに打つ発想が、活路を見出すきっかけになる可能性があります。
活路がどこにあるのか、分析してみることをお勧めします。
サポートはいかがでしょうか。
障がい者雇用には欠かせないサポート。
配慮であったり、指導であったり、支援であったり。
障がい者雇用の専門支援員がいる企業は少なくありません。
どこの企業でも、現場の支援員は熱心で、使命感を持って業務にあたっています。
ただ、時にはこの熱心さが、裏目に出てしまうことがあるのではないでしょうか。
熱心さは一途さでもあり、一途な思いはなかなか変化しがたい。
つまり、課題解決のためにしなければいけない変化が、一途故に進まない、ということがあるかもしれません。
サポートの在り方も、この変化に沿って変えていかないと、定着も社員の成長も、上手くはいかないでしょう。
どの点を見ても、課題を分析したうえで、解決をしていかなければなりません。
まずは、自分たちの課題が何なのか、例えば今回あげた5つの視点から考えてみてはいかがでしょうか。
見るべきポイントがどこなのかわからなければ、上手く進めている企業が実施していることと比較してみてください。
あくまで客観的に評価・分析をしましょう。
今までは今まで、と転換できるかどうかがカギです。
課題がわかれば、改善策は自ずと導き出されます。
是非、障がい者雇用のアセスメントを行って、変革の時代を乗り切る道標を見つけましょう。
BSでは38年間のDE&Iの取り組みや、様々な企業や団体の支援を通じて獲得したノウハウを結集させ、この5つの主要素を定量的に分析するアセスメントサービスをまもなくリリースする予定です。
皆さまご興味があれば是非お問い合わせください!
最後までお読みいただきありがとうございました。
このメールマガジンでは、皆様のご意見を募集しています。
「heartful@tokyotobs.co.jp」まで気軽にご意見をお寄せ下さい。
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