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東京都ビジネスサービス株式会社 2020.4.20
HEARTFUL メールマガジン -vol.2-
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皆さん、こんにちは。
東京都ビジネスサービス株式会社では、
障がい者雇用に関するメールマガジンを配信しています。
皆さんのお役に立つような情報を発信していきたいと思います。
さて、2回目のテーマは。
「自宅待機・在宅勤務をしている障がい者社員の雇用管理~」
前回は、障がい者社員の自宅待機、在宅勤務の基本的な対応の注意点を3点お伝えしました。
①情報保障
②状況把握
③社員の家族への対応
では、具体的に雇用管理をしていく上で大切なことは何でしょうか。
一番に挙げられるのは、社員とのコミュニケーションです。
そのためには、電話、メール、オンラインでの面談など、双方向の関わりが欠かせません。
最低限、2~3日に1回は個別に連絡を取り合うことが望ましいと思います。
会社の状況や仕事の進捗は、メールや社内システムの報告で良いかもしれませんが、それだけでは社内の繋がりが希薄に感じられる人も少なくありません。
個別にやり取りをすることで、社員は会社から組織の一員として認められている安心感が得られるのです。
できれば、対面できるオンライン、例えばgoogle Hangouts Meetなどを使って面談するのがお互いの顔を見られる安心感があって良いかと思いますが、障がい特性によっては苦手な方もいらっしゃるでしょうから、電話やメールを使って頂いてもかまいません。
さて、実際の面談では、どんなことに気をつけて話したらよいでしょうか。
①安心の提供
在宅は、不安が大きいものです。
特に、他の社員が出勤している状況で自分が在宅の場合、罪悪感を覚える人も少なくないでしょう。
「会社が決めた対応だから、安心して家にいて良いですよ」ときちんと言葉にして伝えてあげることはとても重要です。
判っていることだろう、と思うことでも、改めて伝えてもらうことが安心感に繋がります。
②共感する
不安なことがあれば、聞いてあげましょう。
その時に注意したいのは、同意ではなく理解を示すことです。
対象者の言葉に対して「わかる」は共感でなく同意です。
安易な同意は「本当にわかっているの?」といった不信感や、「わかると言ってくれたのに、後から否定された」といった齟齬が生まれるため注意しましょう。
「あなたはそう思ったんだね」「あなたは辛いんだね」という、共感“力”をもって応えて下さい。
まずは、聞いてもらえた、という満足感を相手に持ってもらえるかどうかが大切です。
③性急に助言しない
何か聞かれたときに、その場で慌てて答えを出すのは避けた方が無難です。
一旦内容を預かり、しっかりと検討した上で回答しましょう。
平時とは違い、ストレスや不安から判断力や理解力が低下している方もいます。受け止め方も人それぞれです。
後でトラブルにならないよう、時間をおいてからお互いの理解に齟齬がない形で伝えるのが重要です。
ここまで、個別の対応のポイントをお伝えしてきましたが、多くの障がい者社員を抱えている企業では、実施が難しい面があるかもしれません。
そんな時は、支援機関などの外部支援を利用しましょう。
支援の担当者がついている方であれば、その担当者に個別の対応を依頼してはいかがでしょうか。
対象者の特性を良く判っている支援者は心強い味方です。
面談や聞き取りを行ってもらい、情報共有をすることで、雇用管理の担当者は負担が少なくなると思います。
支援者がいない対象者には、外部支援の利用はいかがでしょうか。
定着支援をサポート・代行するコンサルタントを依頼することで、専門的な知識を活かした面談やフォローを行ってくれます。
当社でも定着支援サービスを行っていますので、ご興味があればご連絡下さい。
社会生活を送る上で、モチベーションとなるのは「自分の居場所」の確立です。
会社が自分を理解してくれている、必要としている、忘れられていない、と感じられるよう、居場所の距離感を心の距離感で埋めていって下さい。
この大変な事態だからこそ、企業の対応が問われるはずです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
このメールマガジンでは、皆様のご意見を募集しています。
「こんなテーマでやってほしい」「こんな悩みに答えてほしい」など、ご要望がありましたら、どんどん取り上げていきます。
「heartful@tokyotobs.co.jp」まで気軽にご意見をお寄せ下さい。
今後も、皆さんのお役に立つような情報を発信していきたいと思いますので
どうぞよろしくお願いします。
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