━━◆障がい者支援のヒントをお届け!◆━━━━━
東京都ビジネスサービス株式会社 2026.3.31
HEARTFUL RELATIONメールマガジン -vol.72-
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皆さん、こんにちは。
東京都ビジネスサービス株式会社では、
障がい者支援に関するメールマガジンを配信しています。
支援に関わる皆さんのお役に立つような情報を発信していきたいと思います。
・。・。はじめに・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。
▼東京都ビジネスサービス株式会社「障がい者採用会社説明会」のご案内です。
東京都ビジネスサービス株式会社では、障がい者枠でご活躍いただける人材を募集しています。
就労を検討中の方に弊社を知っていただく機会として「会社説明会」を実施します。
当社へのご来訪・Webのいずれも可能ですので、ぜひお気軽にご参加ください。
≪日程≫
●中途向け会社説明会
①Web 2026年4月14日(火)10:30~11:30
②来社(葛西センター) 2026年4月17日(金)10:00~11:30、14:00~15:30
③来社(Tokyo Bay本社) 2026年4月22日(水)10:30~12:00
※詳細はこちらの案内をご覧ください。
https://sk-design.tokyotobs.co.jp/wp/wp-content/uploads/2026/03/TBSseminar202604_chuto.pdf
●新卒向け会社説明会
①Web 2026年4月14日(火)14:00~15:00
②来社(Tokyo Bay本社) 2026年4月22日(水)14:00~15:30
※詳細はこちらの案内をご覧ください。
https://sk-design.tokyotobs.co.jp/wp/wp-content/uploads/2026/03/TBSseminar202604_shinsotsu.pdf
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3月末です。
桜の花が咲き揃い、いよいよ令和7年度の最終日を迎えました。
明日、4月1日。
支援機関を巣立ち、明日から企業の現場で「本番」を迎える利用者も多いかと思います。
支援者の皆さんは、本人と同じくらいドキドキしているかもしれませんね。
そこで、72回目のテーマは。
「役割の再構築~支援者の立ち位置を考える~」
支援機関が目指すべきゴールは、いつか「支援員がいなくても、現場が円滑に回っている状態」を作ること。
現実的にはなかなか難しいかもしれませんが、いつかは介入のレベルを下げていかなければならないでしょう。
しかし、それは単にフェードアウトすることではありません。
明日からの定着支援において、役割を少しずつ「企業」と「本人」へと譲り渡していく、戦略的なバトンタッチを意識することが大切です。
そのためには、明日からの関わり方において、支援者が「あえてしないこと」と「しなければならないこと」を、改めて考えてみましょう。
まず、企業側へのアプローチから。
現場の担当者が障がい者雇用に対して「もう限界だ、これ以上は無理だ」と感じてしまう最大の原因は、トラブルが起きた際に「自分たちではどうにもできない」という無力感に陥ることです。
この拒絶反応を防ぐために、支援者は、すべての正解を支援員が提示し続けることを「しない」と決める必要があるのではないでしょうか。
現場でミスが起きた際、支援員がすぐに駆けつけて本人を直接指導することは、短期的には解決に見えると思います。
しかし、これを続けてしまうと、現場の担当者は「自社なりの教え方」を試行錯誤する機会を失い、本人も「上司ではなく、支援員の顔」を見て動くようになってしまいます。
これでは、組織としての信頼関係はいつまでも築けません。
「しなければならないこと」は、本人を直接変えることではなく、担当者に対して「この方には、指示を紙に書いて渡すと理解がスムーズですよ」というような、マネジメントのヒントを渡すことに徹することです。
担当者が自分の言葉で伝え、それによって本人が動いたとき、企業側には「自分たちの関わりで戦力化できた」という確かな手応えが残ります。
この成功体験の積み重ねが、企業を外部支援に依存しない「自立した雇用主」へと変えていくはずです。
企業の担当者を「支援者に育てる」という視点を持つことが、本当の定着支援です。
同時に、本人を「一人の自立した職業人」に育てるプロセスも欠かせません。
ここで「しないこと」は、本人の行く手にある障壁を、先回りしてすべて取り除いてしまう過保護な介入です。
「この業務は難しいから、あらかじめ削っておこう」と環境を整えすぎることは、一見親切ですが、実は本人が自分の限界を知り、工夫を凝らす機会を奪うことにもなりかねません。
障がい者雇用において、企業側が対応に最も苦慮し、人員を割かれて疲弊してしまうのは、本人の自己理解が不足していることによるトラブルです。
支援者が本人に対して「しなければならないこと」は、失敗をゼロにすることではなく、壁に突き当たった際に「ここが分かりませんので、教えていただけますか」と、自ら周囲に助けを求められる力を育てることです。
自分の特性が周囲にどのような負荷を与えるかを客観的に自覚させ、いかに自分で自分をコントロールし、組織のルールに適応していくか。
その「自己調整の力」を伝えることが、社会で生き抜くための力となります。
また、面談などの場においても、支援員の役割を「代弁者」から「見守り役」へと移していく必要があります。
入社直後は、企業と本人の間で意思が通じない場面も多いでしょう。
その際、支援員が間に入って話しすぎてしまうことを「しない」ように意識してみてはいかがでしょうか。
不器用なやり取りであっても、企業と本人が直接向き合い、沈黙や行き違いを乗り越えていく時間を、静かに見守ることも、時には大切だからです。
双方が直接、確かな信頼関係を築ければ、支援者の存在は自然と薄れていきます。
7月の雇用率引き上げという大きな転換期を前に、企業も本人も余裕を失いがちな今だからこそ、支援員が「自分がいないと成り立たない」と抱え込むのではなく、出口を見据えた冷静な伴走を続けることが、双方を支える力となります。
障がい者雇用は、企業側の歩み寄りと、本人側の自分を律する努力、その双方が重なり合って初めて成り立ちます。
どちらか一方が負担を強いられる状態は長くは続きません。
企業を支援者に育て、本人を社会人に育てる。
そのために、いつか自分たちが身を引く日を逆算して関わること。
こ
れこそが、支援者が提供すべき定着支援の在り方だと思います。
「もっと詳しく具体的な対応策を知りたい」という支援機関がいらっしゃいましたら、セミナーや研修メニューをご用意しています。
ご興味がございましたらお問い合わせください。
このメールマガジンでは、皆様のご意見を募集しています。
「こんなテーマでやってほしい」「こんな悩みに答えてほしい」など、ご要望がありましたら、どんどん取り上げていきます。
「heartful@tokyotobs.co.jp」まで気軽にご意見をお寄せ下さい。
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東京都ビジネスサービス株式会社は、
「仕事を通じて社会に貢献したい」という障がい者の夢を実現させることを目的に
昭和61年に東京都と株式会社システナとの共同出資で設立された、第三セクター企業です。
障がい者コンサルティング事業では
障がい者専門の採用支援サービスを企業向けに行っており、
支援機関様とは企業求人情報のご案内や採用関連仲介などで関わらせていただいています。
企業や求人情報などのお問い合わせは下記までお願いします。
▼社内研修ボードゲーム『ズバリ 気配り アニマッチ』
株式会社セガ エックスディーと共同開発した、障がい理解や配慮について学べるゲーム
<購入はこちら>
https://marunto.jp/products/detail/121(「まるんと」購入画面へ飛びます)
<研修プログラムご検討の方はこちら>
・研修内容:ボードゲームの説明と体験:60分(ワークショップ)
・障がい者とともに働くファーストステップ:60分(講義) 合計120分
※研修内容はご要望に応じて内容を変更することも可能。
・参加人数:5~20人
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「障害者差別解消法」について研修の実施をご検討の方に、下記の動画サービスをお勧めいたします!
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※動画データをお送りします(買い切り:社内展開はフリーです)
【内容】「障害者差別解消法」40分「障害者虐待防止法」20分の2本セット
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