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2023.01.31

[S-vol.34]支援者の面接対策~企業が求める支援者の対応~

━━◆障がい者支援のヒントをお届け!◆━━━━━
東京都ビジネスサービス株式会社    2023.1.31
HEARTFUL RELATIONメールマガジン -vol.34-
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皆さん、こんにちは。

東京都ビジネスサービス株式会社では、
障がい者支援に関するメールマガジンを配信しています。
支援に関わる皆さんのお役に立つような情報を発信していきたいと思います。

・。・。はじめに・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。
東京都ビジネスサービス株式会社「障がい者採用会社説明会」のご案内です。

東京都ビジネスサービス株式会社では、障がい者枠でご活躍いただける人材を募集しています。
就労を検討中の方に弊社を知っていただく機会として「会社説明会」を実施します。
本社へのご来訪・Webのいずれも可能ですので、ぜひお気軽にご参加ください。

≪日程≫
●中途向け会社説明会
①本社 2023年2月17日(金)14:00~15:30
②Web 2023年2月10日(金)14:00~15:00
※詳細はこちらの案内をご覧ください。
https://sk-design.tokyotobs.co.jp/wp/wp-content/uploads/2023/01/seminar_chuto_202302.pdf
●新卒向け会社説明会
①本社 2023年2月13日(月)14:00~15:30
②Web 2023年2月8日(水)14:00~15:00
※詳細はこちらの案内をご覧ください。
https://sk-design.tokyotobs.co.jp/wp/wp-content/uploads/2023/01/seminar_shinsotsu_202302.pdf
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Modis株式会社 × 東京都ビジネスサービス株式会社
Web【就職活動セミナー × 募集説明会】
◆障がい者枠での就職を検討している方向けにWeb講座と募集説明会をセットで!
開催日時:2023年2月3日(金)14:00~15:30
開催方法:Web 申込フォームからエントリーください。
※詳細・申込は下記をご覧ください。
https://sk-design.tokyotobs.co.jp/wp/wp-content/uploads/2023/01/seminar_Modis20230203.pdf

プログラム
①就職活動セミナー 14:00~14:30
テーマ「特例子会社が教える! ~ ココが重要!~応募書類編~」
②Modis株式会社 募集説明会 14:30~15:30
障がい者雇用を進めている企業の会社説明と募集内容を企業の採用担当者がご案内いたします。
質疑応答も可なので、応募のための参考に良い機会です。
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皆様のご参加、お待ちしております。
・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。

新しい年が明けたと思えば、もう1ケ月が経とうとしています。
昔から、1月…いってしまう、2月…逃げてしまう、3月…去ってしまう、と言い、年度末の3ヶ月はあっという間に過ぎていくように感じられるものです。
就職活動が佳境に入っている利用者も多いかもしれません。
採用選考のポイントとして、これまでにもいくつかお伝えしてきましたが、支援者が注意すべき点を改めて振り返っておきましょう。

そこで、34回目のテーマは。
「支援者の面接対策~企業が求める支援者の対応~」

障がい者雇用を進めている企業は、近年、支援機関の重要さを理解してきています。
安定就労を継続するためには、支援者のサポートが不可欠であることを、経験の中で学んできているからです。
つまり、採用選考の際に応募者本人を見ることは勿論ですが、実は同席している支援者についてもいろいろと見ていることがあるのです。

「応募しているのは当事者なのだから、本人だけを見て判断すれば良いのでは?」

そんなことはありません。
企業側としては、支援機関を利用している方であれば、そこでどんな訓練をしているのか、支援者はどんなことを教えているのか、担当している障がい者のことを理解しているのか、気になることがたくさんあるのです。
信頼できる支援者がついている方であれば、入社後の定着支援も安心できる、といった考えを持つ企業も少なくないでしょう。
「この親にしてこの子あり」ではないですが、しっかりした支援機関で学んできたと思われる応募者は安定就労ができる可能性が高い、と判断する傾向があるのは否めません。

そして、その見方は書類選考から始まっています。
支援機関では応募書類の書き方も指導していると思いますが、何千という応募書類を見てきた人事担当者は、それが指導して書かれたものかどうかしっかり見抜いています。
特に、自身の障がいについてどう書かれているかは重要です。
この項目は応募者本人がどれだけ自身の障がいについて理解できているか、苦手なことに対し、自己努力することと配慮してもらうことが区別できているか、を判断しています。
ただ一方的に「これは苦手です。あれはできません。配慮して下さい。」と書いてあると、企業側としては、「大変そうな人だな。」「対応が難しそうだ。」といった印象になります。
また、支援機関では障がい特性に関してのセルフマネジメントを教えていないのだろうか、といった疑問を持つことになります。
このようなイメージを持たれてしまうと、書類選考を突破するのは難しくなるでしょう。
次のステップに進むためにも、支援者は応募書類の段階からしっかりと支援する必要があるのです。

さて、書類選考を通過したら、次は面接ですね。
冒頭でも書いたように、企業は支援者を見ています。
支援者を通して応募者がどんな人なのかを観察しているとも言えます。
では、どんなところを見ているのでしょうか。

・障がい者の特性を理解しているか
面接では応募者本人が自身の障がいについて説明をすると思いますが、場合によっては支援者が補足したり、代わりに答えたりすることがあるでしょう。
その際には、応募者の特性を支援者がどれだけ理解しているかを企業は見ています。
理解ができている≒指導ができている、と考えるのです。
もし支援者が企業の質問に対してしどろもどろだと、不安感をあおることになってしまいます。
そもそも企業にとって障がい者採用は不安の塊。
いかに不安を抑えるか、ここが支援者の大事な役目ではないでしょうか。

・良い面ばかり言わない
障がいについて支援者が話す場合、良いところばかりを伝えがちな傾向が見られます。
本当に良い面ばかりであればいいのですが、企業としては逆に心配になってしまいます。
「こういった面は苦手だけれど、このように配慮があれば対応できます」
「こんなところは心配もあるけれど、自身でこんな対策をとることができます」
など、きちんと不得意なところも伝えた上で対応策を示すのが良いのではないでしょうか。
障がいがあるのだから苦手があるのは当然、大事なのは対処方法を示せるかです。
ここを支援者がきちんと伝えられれば、信頼感はアップするはずです。

・しゃべりすぎない、黙りすぎない
応募者のことをアピールしようとするあまり、時折熱弁される支援者と遭遇することがあります。
熱心な気持ちはとても伝わるのですが、応募者本人にとってプラスになっているかどうかは微妙です。
本人のコミュニケーション力が弱い、と見られることもありますし、支援者がいないと仕事ができないのかも、と思われてしまう可能性もあります。
冷静に適切な分量のコメントをすることで
逆に本人任せで何もコメントしない支援者、というのも印象がいいとは言えません。
本人がしっかり説明できる方であれば、支援者から多くを補足する必要はありませんが、コメントを求められた際には、普段の様子であったり良い面であったり、何かしら伝えることで、支援者が障がい者理解をしているか、就労が可能と判断しているか、などの情報を企業に伝えることができるのです。

これまでお伝えしたように、支援者同席の障がい者採用面接は、支援者の技量が試される場でもあると考えます。
企業も障がい者採用に慣れてきて、見る目が厳しくなってきています。
担当している障がい者の方が希望の就職先に入社できるよう、支援者のスキルも磨いていかなければなりません。
「この支援機関がついているなら、この応募者は大丈夫」
そう思わせることができるような支援者を、企業も期待しています。

「もっと詳しく具体的な対応策を知りたい」という支援機関がいらっしゃいましたら、セミナーや研修メニューをご用意しています。
ご興味がございましたらお問い合わせください。

最後までお読みいただきありがとうございました。
このメールマガジンでは、皆様のご意見を募集しています。
「こんなテーマでやってほしい」「こんな悩みに答えてほしい」など、ご要望がありましたら、どんどん取り上げていきます。
「heartful@tokyotobs.co.jp」まで気軽にご意見をお寄せ下さい。

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東京都ビジネスサービス株式会社は、
「仕事を通じて社会に貢献したい」という障がい者の夢を実現させることを目的に
昭和61年に東京都と株式会社システナとの共同出資で設立された、第三セクター企業です。
ハートフルリレーショングループでは、
障がい者専門の人材紹介サービスを企業向けに行っており、
支援機関様とは企業求人情報のご案内や採用関連仲介などで関わらせて頂いています。
企業や求人情報などのお問い合わせは下記までお願いします。

▼社内研修ボードゲーム『ズバリ 気配り アニマッチ』
株式会社セガ エックスディーと共同開発した、障がい理解や配慮について学べるゲーム
<購入はこちら>
https://marunto.jp/products/detail/121(「まるんと」購入画面へ飛びます)
初回限定版に限り解説DVD(1,100円)がセットで付いてくる!数量限定なのでお早めに!
<研修プログラムご検討の方はこちら>
・研修内容:ボードゲームの説明と体験:60分(ワークショップ)
・障がい者とともに働くファーストステップ:60分(講義) 合計120分
 ※研修内容はご要望に応じて内容を変更することも可能。
・参加人数:5~20人
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■■お問合せ■■
弊社サービスや配信内容について、ご質問・ご相談がありましたら、
お気軽にお問合せください!
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