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2024.03.06

[S-vol.47]企業に伝えること伝えないこと~支援者の役割とは~

━━◆障がい者支援のヒントをお届け!◆━━━━━
東京都ビジネスサービス株式会社    2024.2.29
HEARTFUL RELATIONメールマガジン -vol.47-
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皆さん、こんにちは。

東京都ビジネスサービス株式会社では、
障がい者支援に関するメールマガジンを配信しています。
支援に関わる皆さんのお役に立つような情報を発信していきたいと思います。

・。・。はじめに・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。
東京都ビジネスサービス株式会社「障がい者採用会社説明会」のご案内です。

東京都ビジネスサービス株式会社では、障がい者枠でご活躍いただける人材を募集しています。
就労を検討中の方に弊社を知っていただく機会として「会社説明会」を実施します。
本社へのご来訪・Webのいずれも可能ですので、ぜひお気軽にご参加ください。

≪日程≫
●中途向け会社説明会
①Web 2024年3月15日(金)14:00~15:00
②本社 2024年3月22日(金)14:00~15:30
※詳細はこちらの案内をご覧ください。
https://sk-design.tokyotobs.co.jp/wp/wp-content/uploads/2024/02/TBSseminar202403_chuto.pdf
●新卒向け会社説明会
①Web 2024年3月12日(火)14:00~15:00
②本社 2024年3月19日(火)14:00~15:30
※詳細はこちらの案内をご覧ください。
https://sk-design.tokyotobs.co.jp/wp/wp-content/uploads/2024/02/TBSseminar202403_shinsotsu.pdf
皆様のご参加、お待ちしております。

★セミナー情報
2024年3月8日(金)、オンラインセミナーを開催します!
今回は、8月に開催したパネルディスカッションに続く第2弾です。

4月から、いよいよ障がい者の法定雇用率が2.5 % に引き上げられます。
雇用の質をどう採用にプラスにさせていくのか、考えるべき点はここにあります。
今回は、特例子会社の中でも個性的な3社、
株式会社ベネッセビジネスメイト
株式会社ラクスみらい
東京都ビジネスサービス株式会社
の社長が、自社の取組みや課題、今後目指している姿などをお伝えします。

※イベント詳細※
特例子会社3社の社長が語る
【法定雇用率達成に向けて‐ 今企業は何を考え何をすべきか ‐】
日程:2024年3月8日(金)14:00~16:00
実施方法:Web(Microsoft Teams)
参加費:2,000円
申込締切:3月7日(木) ※ご好評につき申込期間を延長しました!
申込方法:ご案内のチラシに記載されている、QRコードの申し込みフォームよりお申込みください。
ご案内のメールを返信いたします。
※ご案内はこちらから。
https://sk-design.tokyotobs.co.jp/wp/wp-content/uploads/2024/02/20240308PD2seminar2.pdf
※QRコードの読み取りが難しい方はこちらから↓
https://forms.gle/V5SWuC6ZYePfXTi3A

どちらも難しい場合は、問い合わせ先のメールよりお申込ください。
皆様のご参加を待ちしております!

セミナーに関するお問い合わせ:東京都ビジネスサービス株式会社
TEL:03-6426-0464
Mail:seminar@tokyotobs.co.jp

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もう2月も終わりですね。
今、4月採用の就職に向けて、支援機関の担当者は対応に大忙しかと思います。
雇用率引き上げにより、全体の求人数は増加傾向ですので、その分支援業務も増えているのではないでしょうか。
利用者の目標は、就労です。
そのために支援者も二人三脚で頑張っていかなければなりません。
支援機関の目標もまた、利用者の就労だからです。

そこで、47回目のテーマは。
「企業に伝えること伝えないこと~支援者の役割とは~」

さて、今回はこのメルマガをお読みいただいている支援者の皆さんに、考えてみていただきたい事例をご紹介します。

とある企業で、障がい者枠の求人を出したところ、Aさんという障がいのある方が応募してきました。
Aさんは、就労移行支援事業所に通所中で、もうすぐ利用開始から2年が経過しようとしています。
つまり、利用期間の終了が近づいている。という状況です。
Aさんは支援機関の指導のおかげか、書類選考を通過し面接に進みました。
面接は支援者同席で行われ、支援者のフォローもあって、見事採用。
入社して仕事を始めたAさんでしたが、雇用担当者には一つの疑問が…。
「支援者が言っていたのと、Aさんの印象がずいぶん違うな…」

Aさんは口下手で、面接ではあまり上手く話ができませんした。
判断に困った担当者は、支援者に事業所でのAさんの様子を聞いたところ、『休まず通所しているし、パソコンのスキルも問題ありません。業務対応は大丈夫です』との回答だったため、採用に踏み切りました。
ところが、入社後のAさんの様子は、確かにパソコンのスキルは問題なく、毎日出社はするものの、あまり仕事に身が入らないようで業務のペースはかなり遅い。
また、同期で入社した他の社員と口論になったり、横柄な態度をとったり、と担当者から見て、協調性に欠けるのでは、と心配になる状況。
そこで担当者は、支援員が定着支援で会社に訪れた際に、Aさんの現在の様子について相談してみました。
すると、支援者からは、
「…実は、事業所でも他の人ともめたり、職員に暴言したりしたことがありまして…」
という話が出てきたのです。
担当者は、採用前に支援者に尋ねたときにその話が出ていれば、不採用にしていたのに、と思ったそうです。

では、この事例のポイントを洗い出してみましょう。
・担当者は、支援機関の話を参考にして採用の可否をした
・支援者は、特に問われなかったのでAさんの問題行動は伝えなかった
・結果、あとからAさんの課題が発覚し、担当者は支援機関に不信感を持った

もちろん、就労のサポートが支援機関の役割ですから、極力利用者の側に立ち、採用に向けてアピールすることは大切です。
企業も、自身の判断でなく、ある意味支援者の言葉を鵜呑みにしてしまった、という問題もあるでしょう。

一つ問いを投げかけるとするならば、果たしてAさんは就労準備ができたと言える段階にあったのだろうか、という点です。
Aさんが、就労するためにはもう少し課題を解決した方が良い段階であったとしたならば、
支援者はどうすべきだったのでしょうか。
・課題はあるが、本人が就労を希望しているので、希望を叶えるためにフォローする
・課題がある点もある程度伝えたうえで、支援者が定着サポートし、本人への指導を企業と連携していく。
・課題があるので、本人と相談し、就職活動は進めずに今後の方針とサポートを考える。

いくつかの対応が考えられると思いますが、皆さんはこのようなケースをどうお考えでしょうか。
筆者自身、支援者として就労サポートを行った経験があり、当然ですが課題のある方の支援もしてきましたので、このようなケースがあることも承知はしています。
この場合、就職だけが目的なのか、定着していくことが目的なのか、支援機関の役割はどこにあるのか、を考えなくてはなりません。
なぜならば、あとから課題が浮き彫りになると、結局、本人にとっても採用した企業にとっても良いことが無いからです。
また、支援機関の印象も立場も悪くなるでしょう。
大げさに言えば、あの支援機関は信用できない、といった評価にもつながる恐れがあるのです。

この事例の回答は一つではないと思います。
皆さんならどう対応するのか、ぜひご意見をお聞かせください。
そして支援機関の役割について、ご検討いただければと思います。

・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。

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「もっと詳しく具体的な対応策を知りたい」という支援機関がいらっしゃいましたら、セミナーや研修メニューをご用意しています。
ご興味がございましたらお問い合わせください。

最後までお読みいただきありがとうございました。
このメールマガジンでは、皆様のご意見を募集しています。
「こんなテーマでやってほしい」「こんな悩みに答えてほしい」など、ご要望がありましたら、どんどん取り上げていきます。
「heartful@tokyotobs.co.jp」まで気軽にご意見をお寄せ下さい。

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東京都ビジネスサービス株式会社は、
「仕事を通じて社会に貢献したい」という障がい者の夢を実現させることを目的に
昭和61年に東京都と株式会社システナとの共同出資で設立された、第三セクター企業です。
障がい者コンサルティング事業では
障がい者専門の採用支援サービスを企業向けに行っており、
支援機関様とは企業求人情報のご案内や採用関連仲介などで関わらせていただいています。
企業や求人情報などのお問い合わせは下記までお願いします。

▼社内研修ボードゲーム『ズバリ 気配り アニマッチ』
株式会社セガ エックスディーと共同開発した、障がい理解や配慮について学べるゲーム
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・障がい者とともに働くファーストステップ:60分(講義) 合計120分
※研修内容はご要望に応じて内容を変更することも可能。
・参加人数:5~20人
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