━━◆障がい者支援のヒントをお届け！◆━━━━━
東京都ビジネスサービス株式会社　　　　2024.5.31
HEARTFUL RELATIONメールマガジン -vol.50-
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皆さん、こんにちは。

東京都ビジネスサービス株式会社では、
障がい者支援に関するメールマガジンを配信しています。
支援に関わる皆さんのお役に立つような情報を発信していきたいと思います。

・。・。はじめに・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。
東京都ビジネスサービス株式会社「障がい者採用会社説明会」のご案内です。

東京都ビジネスサービス株式会社では、障がい者枠でご活躍いただける人材を募集しています。
就労を検討中の方に弊社を知っていただく機会として「会社説明会」を実施します。
本社へのご来訪・Webのいずれも可能ですので、ぜひお気軽にご参加ください。

≪日程≫
●中途向け会社説明会
①Web　2024年6月20日（木）14:00～15:00
②本社　2024年6月27日（木）14:00～15:30
※詳細はこちらの案内をご覧ください。
https://sk-design.tokyotobs.co.jp/wp/wp-content/uploads/2024/05/TBSseminar202406_chuto.pdf
●新卒向け会社説明会
①Web　2024年6月18日（火）14:00～15:00
②本社　2024年6月25日（火）14:00～15:30
※詳細はこちらの案内をご覧ください。
https://sk-design.tokyotobs.co.jp/wp/wp-content/uploads/2024/05/TBSseminar202406_shinsotsu.pdf
皆様のご参加、お待ちしております。

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さて、明日から6月です。
障がい者雇用はロクイチ報告を目前に、採用活動真っ盛りだったかと思いますが、支援機関の皆さんも忙しい日々を送られていたことでしょう。
とある就労支援機関では、利用者が一新、つまり皆さん就職が決まって卒業し、新たなメンバーに総入れ替えとなっているそうです。
まさに超売り手市場といわれる障がい者雇用の現場ですが、こんなときこそ支援機関のあるべき姿を再確認しておく必要があります。

そこで、50回目のテーマは。
「支援とビジネス～ニュースから考えること～」

さて、ここのところ立て続けに、障がい者支援機関に関する事案がニュースになっています。

愛知県の障がい者グループホーム運営会社が、組織ぐるみで障害福祉サービス等報酬を不正請求していたと認定され、計5カ所の事業者指定を取り消される事態となっています。
概要としては、入居者から実費の3倍ほどの食材費を徴収し、残りを同社の利益としていたことが、施設職員の情報提供から判明し、「経済的虐待」と認定されました。
また、勤務実績がない職員が働いていたように装うなどして障害福祉サービス等報酬を複数のグループホームで不正請求していたことも確認されています。

茨城県の障がい者支援施設でも、暴力行為のほか、入所者の承諾を得ていない金銭の徴収といった「経済的虐待」が確認され、3カ月間の「指定の全部効力停止」処分となりました。

愛媛県では、就労継続支援A型事業所を運営するグループが、事業所ごとに設置が義務付けられているサービス管理責任者を常時勤務させていなかったほか、「個別支援計画」をサービス管理責任者以外が手がけるなど、規定の手続きを経ずに作成していました。
本来であれば、減算して請求すべき訓練等給付費を、基準を順守しているように偽り満額を請求していたことが発覚し、事業者指定の取り消しや新規利用者の受け入れ停止６カ月の行政処分となっています。

もちろん、大多数の障がい者支援機関は、誠実な運営をされていることと思いますが、このようなニュースになってしまう機関があることは事実です。

近年、「障がい者関連ビジネス」といわれる分野に参入してくる新規事業者が急激に増加しています。
それ自体が悪いわけではありません。
障がい者の助けになる機関や施設が増えることは、利用者にとって選択の余地が広がり、安定した生活や就労への手がかりが増えることになります。
当社も障がい者雇用のコンサルティングや就労支援事業所を運営していますので、福祉や支援はビジネスとは無縁、というつもりはありません。
「ビジネス」であるならば、お客様である利用者の信頼を損なわないよう、よりサービス向上に注力すべきでしょう。
問題なのは、障がい者支援をただの「金儲け」として、心無い運営をすることです。

先に挙げた3つの事件は、どれも障がい者の人権を阻害する行為です。
暴力や経済的虐待は当然ですが、サービス管理責任者を常駐していない、「個別支援計画」を正しく作成しない、というのも同様です。
サービス管理責任者は、知識と経験が求められる資格です。
利用者は、そういった専門家が対応してくれると信頼を寄せて利用するわけですから、その信頼を裏切ることになってしまいます。

支援は、人と人のつながりです。
お互いの信頼関係がなければよいサポートはできません。。
ビジネスは、人と人とのつながりです。
誠実でなければ、お客様の信頼は得られません。

支援機関は、自分たちが信頼されるに足る運営をしているのか、今一度見直す必要があるのではないでしょうか。

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詳細のご希望、ご不明点など、お気軽にお問い合わせください。
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「もっと詳しく具体的な対応策を知りたい」という支援機関がいらっしゃいましたら、セミナーや研修メニューをご用意しています。
ご興味がございましたらお問い合わせください。

このメールマガジンでは、皆様のご意見を募集しています。
「こんなテーマでやってほしい」「こんな悩みに答えてほしい」など、ご要望がありましたら、どんどん取り上げていきます。
「heartful@tokyotobs.co.jp」まで気軽にご意見をお寄せ下さい。

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東京都ビジネスサービス株式会社は、
「仕事を通じて社会に貢献したい」という障がい者の夢を実現させることを目的に
昭和６１年に東京都と株式会社システナとの共同出資で設立された、第三セクター企業です。
障がい者コンサルティング事業では
障がい者専門の採用支援サービスを企業向けに行っており、
支援機関様とは企業求人情報のご案内や採用関連仲介などで関わらせていただいています。
企業や求人情報などのお問い合わせは下記までお願いします。

▼社内研修ボードゲーム『ズバリ 気配り アニマッチ』
株式会社セガ エックスディーと共同開発した、障がい理解や配慮について学べるゲーム
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初回限定版に限り解説DVD（1,100円）がセットで付いてくる！数量限定なのでお早めに！
＜研修プログラムご検討の方はこちら＞
・研修内容：ボードゲームの説明と体験：60分（ワークショップ）
・障がい者とともに働くファーストステップ：60分（講義）　合計120分
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・参加人数：5～20人
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